想像ティーチング

お勧めアウトプット方法「想像ティーチング」

以前、アウトプットの重要性について解説させて頂きました。

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アウトプット
今回は、お勧めアウトプット方法「想像ティーチング」の解説をさせて頂きます。

人に教えるのは最大のアウトプット

・職場で後輩に仕事を教えた経験や、子供に勉強を教えた経験がある方は分かると思いますが、誰かに「教える」というのは自分自身の理解を促すのにとても効果的です。

・完全に理解していないと上手く伝えられませんし、質問されることによって自分の理解が足らない部分に気付かされます。

試験対策上、誰かに教えるということはとても有効です。

・例えば、今日学習したことを全く知識が無い第三者に説明し、理解させ、質問に答えることが出来た場合、その分野は完璧に理解できています。

・人に教えることにより、記憶の定着度合いが強くなります。

理想は説明に付き合ってくれる第三者を見つけることですが、なかなかそんな人いませんよね…?

そこでお勧めするのが想像ティーチングです。

想像ティーチング

今日学んだことを誰かに教えて、質問に答えるということを頭の中で実践しましょう。

相手を決める

・まずは、勉強を教える相手を決めましょう。

職場の同僚でも友人でも家族でも誰でも良いですが、より具体的に想像できて、「教えてあげる」立場の人の方が良いです。

今日学習したことを教えましょう

・今日学習した内容を相手に教えましょう。

相手はたくさん質問してきます

「なぜ、そうなるのか?」
「これはどういう意味?」
「これとこれは何が違うの?」
「そもそも、これってどういう意味?」

あなたが教える相手はたくさん質問してきます。

答えられないところは理解が足りていない論点です。

・質問に対して答えられないところはまだ理解が足りていない論点です。

・テキストを見直して、場合によっては調べて、質問に答えられるように理解を深めましょう。

想像ティーチングの良いところ

①移動中でも出来る

・想像ティーチングは頭の中でも行いますので、手ぶらでもできます。

ちょっとした移動時間や隙間時間を活用して実践しましょう。

手元にテキストが無い場合にはスマホにメモをして、あとでしっかりと確認するようにしましょう。

②効果的に記憶定着を図れる

・学習した内容を思い出す(アウトプットする)→分からない部分を確認する(インプットする)を繰り返すことにより、効果的に記憶定着を図ることができます。

③二次試験対策にも繋がる

・二次試験対策では、事例企業の状況を想像する力や、社長に対し論理的に説明をする能力が求められます。

・想像ティーチングはこの能力を実践的に鍛えることができます。

想像ティーチングを行うことにより、一次試験の知識を二次試験で応用できる知識に昇華させることができます。

以上です。

いかがでしょうか?是非学習方法の一つに想像ティーチングを取り入れてみてください。

参考になれば幸いです。