私が二次試験本番に感じたことの一つに想像以上にうるさくて集中できない。ということがありました。
今回は、本番で感じた騒音と、その対策をお伝えさせて頂きます。
本番当日の状況をあらかじめ知って、心の準備をしておきましょう。
試験中の5大騒音
騒音① ペンを投げ捨てる音
・二次試験でSWOT分析をする際、複数の色を使う受験生が一定数います。
※個人的にはシャーペン1本がお勧めですが…。
・試験本番では気持ちが焦っているためか、持ち替える際に、投げ捨てるように机に置きます。
・静まり返った教室の中で、パンパンパンパン・・・・・・・
なかなかのストレスです。
騒音② 紙を切る音
・二次試験を初めて受験する受験生は驚くと思いますが、二次試験では試験開始直後、一斉に紙を切る音が聞こえてきます。
・メモ用紙が配られないので、問題冊子の一部を切り取って代用するためです。
・一次的なものではありますが、普段そういったルーティンで問題を解いていない方はかなり焦ると思います。
騒音③ 電卓を叩く音
・もちろん会場によって違いますが、1教室で50人前後の受験生が受験しています。
・周囲49人が電卓を叩いている状況は、かなりのストレスになります。
・特に自分が与件文を読んでいる最中に電卓の音が聞こえてくると、かなり焦ると思います。
騒音④ 小声、ため息
・クセなのかそれ程までに絶望しているのかは分かりませんが、試験中にブツブツと独り言を言ったり、大きなため息をついたりする受験生がいます。
・周りに迷惑をかけるのは論外なのですが、残念ながらそういう受験生は一定数います。
騒音⑤ 突拍子も無い音
・二次試験の受験会場は大学のキャンパス等を利用します。
・市街地に立地していることも多く、突拍子も無い音が聞こえてくることがあります。
・私の場合は、なんと祭囃子の音が聞こえてきました。
・お祭りなのか、その練習なのか分かりませんが、ピーヒャラピーヒャラ10分間くらい太鼓の音や笛の音が鳴り響いていました…。
・しかも、音が鳴り出したのは事例Ⅱの時間だったのですが、2018年度の事例Ⅱはお祭りや山車といったキーワードが出てきます。
・なんの冗談なのかと、かなり焦りました…。
対策方法
もちろん完全に防ぐことは不可能ですが、事前に準備をしたり、心構えをすることによっては騒音のストレスを軽減することは可能です。
対策① 模試を受験する
・全く一緒とはいきませんが、模試を受けることにより本番と同じような雰囲気を体感することができます。
・大抵の模試は本番と同じ時間割で行われますので、疲労具合や時間配分を知るといった意味でも有用です。(得点は全く気にしなくて大丈夫です。)
・本番により近い状況を体感するため、受験者数が多い大手の模試(可能であれば都内開催)が有効です。
対策② 席の移動を申し出る
・私が受験をした際、席の移動を申し出て、移動が認められている方がいらっしゃいました。
・移動を希望した理由が、周囲の受験生がうるさいからなのか、暖房が当たりすぎるからなのか、はっきりとは分かりませんが、特に問題なく認められていました。
・イライラしたまま本来の実力を発揮できず涙を呑むくらいであれば、勇気を持って試験官に申し出るのもありだと思います。
対策③ うるさい人たちは落ちると思おう
・事例Ⅳでいきなり電卓を叩きだす受験生は落ちると言われています。
※詳細は事例Ⅳの対策で書きます(後日更新)
・いくら焦っているとはいえ、ブツブツつぶやいたり、ペンを投げ捨てるように置いたり、周囲への迷惑を省みない人たちは落ちると思いましょう。
・試験開始直後に電卓の音がカタカタ鳴り出したり、ため息が聞こえだしたら、自分の合格へのカウントダウンの音が始まったくらいに思いましょう。
対策④ 周りの受験生も同じ気持ち
・本番当日に集中できないのはあなただけではありません。
・周りの受験生も同じ環境にいて、同じように集中力をそがれたり、イライラしたりしています。
・いつも通りの力を出し切れないのは全員同じです。
・結局は、力のある上位20%が合格します。
・自分を信じて、焦らずに頑張りましょう。
以上です。いかがでしょうか。
一次試験はここまでではありませんが、普段と違う環境というのは同じです。
周りの受験生も同じ状況なので、焦らず落ち着いて臨みましょう。