以前、二次試験の開示請求方法を紹介させて頂きましたが、ようやく得点が開示されました!
通常、二次試験は正確な得点が分かりません。一次試験は正答と配点が中小企業診断士協会のHPで公表されますので自己採点が可能ですが、二次試験に関しては解答や採点基準が公表されませんので自己採点はできません。協会から送付される試験結果[…]
得点
気になる得点は・・・・・
科目 | 得点 | ランク |
事例Ⅰ | 70点 | A |
事例Ⅱ | 83点 | A |
事例Ⅲ | 71点 | A |
事例Ⅳ | 59点 | B |
合計 | 283点 |
です。
事例Ⅱはかなりの高得点でした。
感覚との乖離
重要なのは、得点そのものよりも自分が思っていた得点との乖離です。
これは、予備校の模範解答等も踏まえ、私が想像していた得点と実際の得点を比較したものです。
科目 | 感覚的な得点 | 実際の得点 |
事例Ⅰ | 70点 | 70点 |
事例Ⅱ | 70点 | 83点 |
事例Ⅲ | 80点 | 71点 |
事例Ⅳ | 40点 | 59点 |
事例Ⅰに関しては概ね予想通りですが、その他の事例に関しては感覚とややズレているという感想です。
特に事例Ⅳに関しては、「事例Ⅳが足切りにさえならなければなんとかなるだろう…。」という出来だったので、かなり驚いています。
他の合格者の反応
他の合格者に話を聞いても、一様に感覚とズレがあったようです。
特に事例Ⅳに関しては、私が話を聞いた合格者全員が「想像していたよりも点数が良い。」という感想でした。
結果から予想されること。
これらの結果から予想されるのは、
ということです。
二次試験において重要なこと
後日、改めてまとめさせて頂きますが、
二次試験において重要なことは、
ということです。
二次試験は相対評価だと思われますので、内容にかかわらずいかに上位2割に入る解答を書けるかが重要です。
難易度が低ければ他の受験生も高得点が予想されますので、小さなミスが命取りになります。
・いかにキーワードを漏らさずにまとめるか。
・いかに分かりやすく解答するか。
・いかに読みやすくまとめるか。
が重要になります。
一方で、難易度が高ければ他の受験生も対応が難しいと予想されますので、
・いかに基礎的な論点を落とさずに解答できるか。
・いかに部分点を稼げるか。
といったことが重要になります。
ちなみに上記の得点を取った再現答案をアップしていますので、合わせて参考にしてください。
参考になれば幸いです。