目安学習時間で比較した中小企業診断士試験の難易度について解説していきます。
中小企業診断士の難易度はどの程度なのでしょうか?
難易度の尺度は色々とあると思いますが、
今回は、目安勉強時間という観点で他資格との難易度を比較していきます。
比較する資格は人気資格ランキングの常連となるような知名度、人気ともに高い以下の11の資格です。
【比較対象資格】
・公認会計士
・税理士
・簿記(1~3級)
・社会保険労務士
・弁理士
・司法書士
・行政書士
・不動産鑑定士
・宅地建物取引士
・FP(2級、3級)
・TOEIC
・公認会計士
・税理士
・簿記(1~3級)
・社会保険労務士
・弁理士
・司法書士
・行政書士
・不動産鑑定士
・宅地建物取引士
・FP(2級、3級)
・TOEIC
目安勉強時間で比較した中小企業診断士の難易度
資格名 | 目安学習時間 |
公認会計士 | 3,500時間 |
弁理士 | 3,000時間 |
税理士 | 2,500時間 |
司法書士 | 2,000時間 |
不動産鑑定士 | 2,000時間 |
TOEIC(900点) | 1,500時間 |
中小企業診断士 | 1,000時間 |
社会保険労務士 | 1,000時間 |
TOEIC(800点) | 1,000時間 |
TOEIC(730点) | 600時間 |
行政書士 | 600時間 |
簿記1級 | 600時間 |
宅地建物取引士 | 300時間 |
FP2級 | 200時間 |
簿記2級 | 200時間 |
FP3級 | 70時間 |
簿記3級 | 70時間 |
目安勉強時間の比較では中堅レベル
・目安勉強時間で比較をすると、診断士は、最高峰ではありませんが、容易に取れるレベルの資格ではない₌中堅レベルといった印象です。
社会人が目指す資格としては最高レベル
・勉強時間が2,000時間を超える資格を1年で取ろうとすると、1週間あたりの勉強時間は約38時間です。
・原則労働時間が1週間あたり40時間ですので、働いている時間とほぼ同じ時間を学習に充てる必要があります。
・診断士の目安勉強時間は1,000時間ですが、それでも1週間あたり約20時間の学習が必要です。一般的に、このあたりが社会人の方が確保可能な勉強時間の限界ではないでしょうか?
・もちろん科目合格や多年度受験等、資格によって条件は異なりますが、1年間で合格を目指すことを想定した場合、診断士は社会人が目指す資格としては社労士と並んで最高レベルです。
イメージとしては「社会人でも決して到達不可能ではないが、本気を出さないと難しい資格」といった位置付けです。
いかがでしょうか?
もし既に取得済の資格があれば、その時の経験と比較してみてください。
それ以外の指標による比較も今後更新予定です。
以上、参考になれば幸いです。